Canva で作成時の入稿ガイド・注意点

Canva で作成時の入稿ガイド・注意点

ノート本舗はCanvaで作ったデータを印刷できます。ここではCanvaで印刷用データを作成する方法、サイズ設定の方法、入稿方法など、Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイドをご紹介しています。

※このページでご紹介している参考画像は、スマホから利用した場合を優先しています。
※PCやipadその他のデバイスでご利用の際は、見た目が異なることがありますのでご了承ください。

 

新規作成の始め方

◎カスタムサイズで開始する

データ作成を開始する際は、必ず[デザイン作成ボタン]から(スマホの場合は「+」マーク)から開始してください。
※Canvaで用意された画像を使いたい場合でも、先に画像を選んでしまうと適切なサイズで作れなくなる事があります。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド①:スマホの場合は「+」マークから開始します。
※PCなどの場合は「+」アイコンではなく「デザイン作成」ボタンになります。
Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド①:PCの場合は「デザインを作成」ボタンから開始します。

 

サイズ設定の方法

1.検索窓のすぐ下にある「+カスタムサイズ」をタップしてサイズ設定から開始します。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド②:カスタムサイズをタップします。
※PCなどの場合は表示位置が変わります。
Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド②:カスタムサイズをタップします。
※バージョンアップ等でUI(見た目)や位置は変わることがあります。

2.サイズ入力の前に「単位」を「mm」に変更します。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド③:サイズの単位を「px」から「mm」に変更します。

3.ご注文の商品サイズ(※塗り足しサイズ)を入力します。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド④:ご注文の商品サイズを入力します。

※ご希望の商品の塗り足しサイズについては、 こちらを参照してください。
※複数のページデータを一度に作成するなど作成データをPDF形式で保存したい場合には、仕上がりサイズで作成を開始しても大丈夫 です。
※仕上がりサイズで開始する場合は、塗り足しを表示 させて作成してください。

4.見切れ対策に余白を考慮してレイアウト・デザインします。

上下左右の端から3mmずつは、製本時に断裁機でカットいたします。
また、断裁時の誤差(ズレ)も考慮して、見切れてしまうと困る文字やイラストは、最低でも端から6mm以上は内側に配置するようにしてください。

 

仕上がりサイズで作成(塗り足しを表示して作成)する方法

複数のページデータを一度に作成するなど、PDF形式で保存したい場合は、仕上がりサイズを入力して作成を開始しても結構です。

ただし、その場合は「印刷の塗り足しを表示」して作成のうえ、保存する際に「トリムマークと塗り足し」にチェックを入れて保存してください。

※塗り足しサイズで開始した場合は、塗り足しの表示は必要ありません。

塗り足しの表示は、上部メニューで切り替えることができます。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド⑤:作成中は上のアイコンから塗り足し表示が可能です。
※PCなどの場合は「ファイル」メニューにあります。
Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド⑤:作成中は「ファイル」メニューから塗り足し表示が可能です。

※テキストの入力やフォントの変更など、canvaの機能に関してはアプリ側で提供する公式ページを参照してください。

Canvaには埋め込みできないフォントがあります

PDFで保存する場合は、必ず作成したPDFを開いてフォントの埋め込みを確認してください。
フォントが埋め込み出来ているかどうかの確認方法はこちらをご覧ください。

また、埋め込み出来ていないフォントがあった場合は、埋め込みが可能な別のフォントに変更されるか、png形式で保存してご入稿ください。

 

作成したデータの保存形式・保存方法

canvaで用意されたフォントの中には、PDFで保存すると埋め込みできないモノがあります。埋め込み出来ていないフォントは、印刷した際に別のフォントに置き換わったり文字化けする恐れがありますので、ノート本舗では、png形式での保存を推奨しています。

1.作成が完了したら、右上の「↑」マークをタップします。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド⑥作成したら右上のマークから保存を行います。
※PC等の場合は「ダウンロード」ボタンになります。
Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド⑥作成したら「ダウンロード」ボタンから保存を行います。

2.名前をつけて保存をタップします。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド⑦:名前をつけて保存を選びます。

3.png形式を選んで「ダウンロード」ボタンをタップします。
※PDF(印刷用)で保存する場合は、次の「4」をご確認ください。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド⑧:保存形式は、jpegでもPDF(印刷用)でも大丈夫ですが、塗り足しサイズで作成を開始すればpng形式のままで問題ありません。

4.PDF(印刷用)で保存する場合は「トリムマークと塗り足し」にチェックを入れてから「ダウンロード」ボタンをタップします。
※カスタムサイズで「塗り足しサイズ」を入力していた場合は不要です。

Canvaで印刷用データを作成する際、仕上がりサイズで作成を開始する場合は、「塗り足しを表示」させたうえで作成します。またPDF(印刷用)で保存する場合は「トリムマークと塗り足し」にチェックを入れてダウンロードします。

5.保存先を選んで完了画面に変わればOKです。

Canvaでデータ作成する場合の入稿ガイド⑨:保存完了の画面です。

 

注意点:カラーモードと色味の変化について

canvaで作成したデータは「RGB」モードです。

印刷の際は全てのデータが「CMYK」というカラーモードで出力いたしますので、
CMYKで表現できない色領域のカラーをお使いの場合、CMYKで表現可能な近似値の色に変換して出力されます。

そのため、RGBのデータをご入稿の場合、モニタで見るよりも多少色がくすみますので予めご了承ください。

印刷の際にRGBはCMYKに変換されるため色がくすんだ感じになります。

※上図はあくまでイメージとなります。色味によって変化は異なりますのでご注意ください。

■ 「RGB」と「CMYK」の違いは?

「RGB」はモニタ・ディスプレイ上で再現(=光で表現)するカラーなのに対して、
「CMYK」は印刷物(=塗料)で再現できるカラーのことを指します。

「RGB」の方が色表現領域が広く、「CMYK」では再現できない色領域があるために、
「CMYK」で再現できない色は「CMYKで表現できる色(近似値)」に変換して印刷が行われる事になります。

そのため、カラーモードが「RGB」のデータでご入稿いただくと、
ディスプレイで見るよりも、くすんだ感じに色味が変化した仕上がりとなる場合があります。
この色味の変化は、防ぐ方法がございませんので、予めご了承ください。

 

注意点:埋め込みできないフォントがあります

canvaで用意されたフォントの中には、PDFで保存すると埋め込みできないモノがあります。

ご入稿データに埋め込み出来ていないフォントがある場合、印刷した際に別のフォントに置き換わったり、文字化けする恐れがありますので、PDF形式で保存&入稿いただく場合は必ずご送信前にPDFを開き、フォントの埋め込みが出来ているかどうかご確認ください。

フォントの埋め込みの確認方法

フォントがすべて埋め込みになっているか、PDFファイルを開いてご確認下さい。

〔手順1〕PDFを開いて、[ファイル]→[プロパティ]

フォントの埋め込み確認手順1の画像

〔手順2〕タブを[フォント]にして、フォントの埋め込みを確認。
(※「埋め込みサブセット」の文字があればOK)

フォントの埋め込み確認手順2の画像


フォントが埋め込みになっていることを必ずご確認ください。
埋め込みできないフォントがある場合は、埋め込み出来るフォントに変更するか、あるいはpng形式で保存したデータをご入稿ください。