ノート本舗の製本方式について

中綴じ・無線綴じ(PUR)・リング綴じを採用しています

ノート本舗では、中綴じ無線綴じリング綴じと3種類の製本方式からお選び頂けます。

中綴じは、制作コストが安く抑えられることもあり、ノベルティグッズや販促品にも人気です。
無線綴じは、しっかりとした強度と厚みが持たせられるので、より実用性に富んでいます。
リング綴じは、ページ数に厚くても完全にめくれるコンパクトさが魅力です。

また、ノート本舗の無線綴じは、「PUR」という耐熱性に優れる&高い強度を持った新しい製本糊を使用していますので、従来の無線綴じと比べて、遥かに開きが良く、丈夫で長持ちする商品をお届けしています。

※大部数のご注文(≒オフセット印刷で対応の場合)は、従来の製本糊(EVA)になることがあります。

中綴じ製本の主な特長

圧倒的な安さ・手軽さが魅力!

中綴じ製本は、二つ折りした紙を中心で重ね、中央をホッチキス(針)でとめる製本方式です。
そのため、ノド元まで完全に開くのが特長です。

中綴じ製本の特長が分かる画像です。
中綴じ製本の特長が分かる画像2です。

無線綴じ製本(PUR)の主な特長

ノート本舗の製本方式。PUR無線綴じの特徴も紹介

従来の「オリジナルノート」の欠点を克服!

無線綴じ製本は、本文の背部分に糊を付けて、表紙で中身の本文をくるむように綴じた製本方法です。
また、ノート本舗の無線綴じは、従来の一般的な製本糊(EVA)ではなく、さらに丈夫&ノドまで開きやすいPUR糊を使用します。

無線綴じ製本の特長が分かる画像です。

無線綴じは本文ページを表紙・裏表紙の紙でくるむように包み、糊で留める製本方式です。

また、オリジナルノートといえば「中とじ」「無線とじ」「糸とじ」「リング綴じ」と製本も色々ですが、これらの従来の製本だと大手メーカーの「定番ノート」とは異なり、どうしても次のような点で使いにくいとの声がありました。

糸とじや中とじで、1枚だけ破いたのに反対側のページが不意に落ちてしまう例の画像です

1枚だけ破きたかったのに、繋がっていた反対側のページまで不意に抜け落ちてしまうことがある。

従来の無線綴じは、ノドが奥まで開かないので、文字が書きにくい

一般的な無線とじは最後までノドが開かないので、特に中央に近づく程、文字が書きにくい。

リング製本でリングが手にあたる例の画像です

ページの綴じ部分の近くになると、リングが手にあたって書きにくくなることがある。

PUR製本

接着強度が高いから、とっても丈夫!

PUR無線綴じの閉じ部分の拡大写真

PUR製本は、綴じの糊部分に接着強度が高い「PUR系ホットメルト接着剤」を使用します。

その接着強度は従来の2倍以上!

また、この接着剤はポリウレタン系のため、強度に加え綴じ部分の柔軟性も高く、ノドがよく開きます。

コピーがとりやすい

今までの製本では、ノド元まで開かないためにコピーを取りにくいのが欠点でした。
PUR製本の場合、ノド元まで開きやすいためにコピーがしやすく、影も映りません。

PUR製本のコピー比較

環境に優しい

従来の製本用接着剤は、不純物として古紙リサイクルの障害になっていました。
しかし、PUR製本の接着剤は、一度固まると高温の環境でも溶けないので、古紙回収においてパルプと100%分離が可能。日本印刷産業連合会の古紙リサイクル適正ランクリストで最高のAランクに分類されています。

その他、従来の製本と比べ、加熱エネルギーが少なく、少ない接着剤で強度を高められるので、消費資源の軽減にも効果的です。
PUR製本は、省エネ・省資源の新しい製本方法です。

耐熱性に優れ、長持ちする

PUR製本は温度変化に強く、-30度から+100度の範囲で形状を維持するので、丈夫で長持ちするノートが作れます。

今までの製本では、例えば押し入れなどに何年も閉まっておくと、真夏の高温などで接着剤が溶け、紙の引き抜けや背割れが発生したりしましたが、PUR製本はそうした心配がありません。

赤ちゃんの思い出を綴ったノートや、日記帳、思い出のチケットや半券を貼り付けたスクラップ帳、サークルや部活動の記念品のノートなど、長期間保存したいノート、10年後や20年後にまた読み返したいノートなどにも最適です。

関連: PUR製本の工程を一挙公開!次世代の製本方法の秘密に迫る!

リング綴じ製本の主な特長

リング綴じについては、こちら をご覧ください。