データ作成の基礎知識&注意点

データ作成の基礎知識&注意点

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印刷できるデータ形式(拡張子)

【推奨のデータ形式】

■ PSD形式(Photoshop):拡張子が「.psd」のファイル形式です。
※CLIP STUDIOなどのフリーソフトで作成の場合も「PSD形式」で保存したデータでご入稿いただければ対応可能です。

■ AI形式(Illustrator):拡張子が「.ai」のファイル形式です。

■ PDF形式: 拡張子が「.pdf」のファイル形式です。
※InDesign、Office系ソフトなどで作成した場合は、PDFに変換してご入稿ください。

【その他のデータ形式】

■ Word(doc/docx形式):Windows・maxOS 共に対応可能です。(※)

■ Powerpoint(ppt/pptx形式):Windows・maxOS 共に対応可能です。(※)

■ Pages・keynote:対応可能です。(※)

※いずれもPDF形式でのご入稿を強くオススメします。

WordやPowerpointは、Office2010以降のバージョンなら全て「名前を付けて保存」から直接PDF形式で保存可能です。
また、maxOSではPagesやkeynoteも含めて簡単にPDF書き出しが可能です。

PDFではなくそのままご入稿いただいた場合、OSやソフトのバージョン、PCの搭載フォント等の環境の違いにより、フォントの置き換わりや字間・行間・改行位置のズレといった体裁崩れなどが生じる可能性があります。
そのため、印刷前に弊社で変換したデータを返送しての校正が必要になり、校正の手間をはじめ納期の遅れに繋がる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

もちろん、PDF形式の書き出し方が分からない場合や、旧バージョン等の理由でPDFに出来ない場合は、そのままご入稿いただいても結構です。
その場合、弊社にて印刷用データに変換した後、体裁崩れがないか、ご確認用のデータをお送り致します。
(※お客様校正を行ってからの印刷・出荷になります)

■EPS形式、JPG形式、TIFF形式、PNG形式:その他、画像形式であれば対応可能です。
ただし、高品質なもの(原寸サイズで300dpi以上推奨)をご用意ください。

 

表紙周りの部位名称について

ご入稿データに関するご説明やご案内に際して、以下の用語を使用しております。

表紙まわりの部位名称についてオモテ表紙を【表1】、その裏面を【表2】、ウラ表紙を【表4】、その裏面を【表3】といいます。
また、表紙をめくって開いた状態の両端が「小口」、中央の綴じ部分を「ノド」といいます。

 

表紙データの作成サイズ

中綴じの表紙データは見開きでも単ページでもOK

中綴じの表1・表4、また表2・表3のデータは、見開きサイズor単ページサイズのどちらで作成してもOKです。
中綴じの表1(表紙)・表4(裏表紙)、また表2(表紙のウラ)・表3(裏表紙のウラ)のデータは、見開きサイズと単ページサイズのどちらで作成してもOKです。

中綴じの表紙データ(見開き)サイズ

注文 仕上がりサイズ 作成サイズ(※塗り足しサイズ)
A4 420mm×297mm
(5787px×4092px)
426mm×303mm
(5870px×4135px)
B5 364mm×257mm
(5015px×3542px)
370mm×263mm
(5098px×3624px)
A5 296mm×210mm
(4078px×2893px)
302mm×216mm
(4161px×2976px)
B6 256mm×182mm
(3527px×2507px)
262mm×188mm
(3610px×2590px)

単ページの作成サイズ(中綴じ・無線綴じ共通)

注文 仕上がりサイズ 作成サイズ(※塗り足しサイズ)
A4 210mm×297mm
(2893px×4092px)
216mm×303mm
(2976px×4161px)
B5 182mm×257mm
(2507px×3541px)
188mm×263mm
(2590px×3610px)
A5 148mm×210mm
(2039px×2893px)
154mm×216mm
(2122px×2976px)
B6 128mm×182mm
(1763px×2507px)
134mm×188mm
(1846px×2590px)
・仕上がりサイズ+塗り足し(上下左右+3mm)で作成してください。
・中綴じの場合は、背表紙はありませんので背幅は不要です。

※IllustratorやPhotoshopをお持ちの方は、テンプレートのダウンロードをご利用ください。

無線綴じの表紙データは見開きサイズで作成してください。

無線綴じの表1・表4、また表2・表3のデータは、見開きサイズで作成してください。
無線綴じの表1(表紙)・表4(裏表紙)、また表2(表紙のウラ)・表3(裏表紙のウラ)のデータは、背表紙を含む見開きサイズで作成してください。

無線綴じの表紙データ(見開き)サイズ

注文 仕上がりサイズ 作成サイズ(※塗り足しサイズ)
A4 422.85mm×297mm
(5826px×4092px)
428.85mm×303mm
(5909px×4175px)
B5 366.85mm×257mm
(5055px×3541px)
372.85mm×263mm
(5137px×3624px)
A5 298.85mm×210mm
(4118px×2893px)
304.85mm×216mm
(4200px×2976px)
B6 258.85mm×182mm
(3566px×2507px)
264.85mm×188mm
(3649px×1763px)

単ページの作成サイズ(中綴じ・無線綴じ共通)

注文 仕上がりサイズ 作成サイズ(※塗り足しサイズ)
A4 210mm×297mm
(2893px×4092px)
216mm×303mm
(2976px×4161px)
B5 182mm×257mm
(2507px×3541px)
188mm×263mm
(2590px×3610px)
A5 148mm×210mm
(2039px×2893px)
154mm×216mm
(2122px×2976px)
B6 128mm×182mm
(1763px×2507px)
134mm×188mm
(1846px×2590px)
・仕上がりサイズ+塗り足し(上下左右+3mm)で作成してください。
・無線綴じの場合は、背表紙の幅(+2.85mm)が含まれていますのでご注意ください。
・断裁時の誤差で1~2mm程度のズレが生じますので、背表紙だけ色が変わるデザインは避けることをオススメします。

※IllustratorやPhotoshopをお持ちの方は、テンプレートのダウンロードをご利用ください。

リング綴じの表紙データは全て単ページで作成してください。

リング綴じの表1・表4、また表2・表3のデータは、全て単ページサイズで作成してください。
リング綴じの表1(表紙)・表4(裏表紙)、また表2(表紙のウラ)・表3(裏表紙のウラ)のデータは、全て単ページサイズで作成してください。

リング綴じのデータ作成サイズ

注文 仕上がりサイズ 作成サイズ(※塗り足しサイズ)
A4 210mm×297mm
(2893px×4092px)
216mm×303mm
(2976px×4161px)
B5 182mm×257mm
(2507px×3541px)
188mm×263mm
(2590px×3610px)
A5 148mm×210mm
(2039px×2893px)
154mm×216mm
(2122px×2976px)
B6 128mm×182mm
(1763px×2507px)
134mm×188mm
(1846px×2590px)

仕上がりサイズの左右の端から内側に5.25 mmの位置を中心にして、直径4.5mmの穴あけ加工を行います。
そのため、レイアウトの際は穴の位置にご注意ください。

※左側のページレイアウトでは右端から7.5mm(塗り足し含めて10.5mm)、右側のページレイアウトでは左端から7.5mm(塗り足し含めて10.5mm)は、余白を設けるか、見切れても問題のないデザインにすることをオススメいたします。

※IllustratorやPhotoshopをお持ちの方は、テンプレートのダウンロードをご利用ください。

 

 

本文データの作成サイズ

中綴じ・無線綴じの本文データは、見開き・単ページどちらで作成されても結構です。
ただし、リング綴じノートの場合は、全て単ページで作成してください。

中綴じ・無線綴じの本文データの場合

中綴じ・無線綴じの本文データは、見開きサイズ・単ページサイズのどちらで作成してもOKです。

見開きの本文データ作成サイズ(中綴じ・無線綴じ共通)

注文 仕上がりサイズ 作成サイズ(※塗り足しサイズ)
A4 420mm×297mm
(5787px×4092px)
426mm×303mm
(5870px×4135px)
B5 364mm×257mm
(5015px×3542px)
370mm×263mm
(5098px×3624px)
A5 296mm×210mm
(4078px×2893px)
302mm×216mm
(4161px×2976px)
B6 256mm×182mm
(3527px×2507px)
262mm×188mm
(3610px×2590px)

単ページの本文データ作成サイズ(中綴じ・無線綴じ共通)

注文 仕上がりサイズ 作成サイズ(※塗り足しサイズ)
A4 210mm×297mm
(2893px×4092px)
216mm×303mm
(2976px×4161px)
B5 182mm×257mm
(2507px×3541px)
188mm×263mm
(2590px×3610px)
A5 148mm×210mm
(2039px×2893px)
154mm×216mm
(2122px×2976px)
B6 128mm×182mm
(1763px×2507px)
134mm×188mm
(1846px×2590px)
※無線綴じの本文データは、中央のノド部分が若干ですが見えにくくなりますので、中央をまたぐようなレイアウト・デザインは避けることをオススメいたします。

※IllustratorやPhotoshopをお持ちの方は、テンプレートのダウンロードをご利用ください。

無線綴じノートの注意点

無線綴じノートでは、ノド(綴じ)から余裕をもったレイアウトをお勧めします。

罫線や文字などはノド(綴じ)から離してレイアウトしたほうがバランスがよく、書きやすくなりますのでオススメです。

表2・表3とそれに隣り合う本文ページ(最初と最後のページ)のノド側については、それぞれ約5mmが完全に隠れますのでご注意ください。

レイアウトについては、書きやすさやバランスを考慮して 、小口・ノドともに 10mm以上、余裕をもたせるのがおススメです。

弊社では頂いたデータをそのまま面付けし印刷しますので、弊社でノド部分に余白を持たせるなどの修正は行いません。必ずお客様自身で余白などを含んだレイアウトをお願いします。

リング綴じの本文データの場合

リング綴じの本文データは、必ず単ページサイズで作成してください。

単ページの本文データ作成サイズ(中綴じ・無線綴じ共通)

注文 仕上がりサイズ 作成サイズ(※塗り足しサイズ)
A4 210mm×297mm
(2893px×4092px)
216mm×303mm
(2976px×4161px)
B5 182mm×257mm
(2507px×3541px)
188mm×263mm
(2590px×3610px)
A5 148mm×210mm
(2039px×2893px)
154mm×216mm
(2122px×2976px)
B6 128mm×182mm
(1763px×2507px)
134mm×188mm
(1846px×2590px)

仕上がりサイズの左右の端から内側に5.25 mmの位置を中心にして、直径4.5mmの穴あけ加工を行います。
そのため、レイアウトの際は穴の位置にご注意ください。

※左側のページレイアウトでは右端から7.5mm(塗り足し含めて10.5mm)、右側のページレイアウトでは左端から7.5mm(塗り足し含めて10.5mm)は、余白を設けるか、見切れても問題のないデザインにすることをオススメいたします。

※IllustratorやPhotoshopをお持ちの方は、テンプレートのダウンロードをご利用ください。

 

 

下敷きデータのサイズについて

下敷きのデータを作成する際は、塗り足しは必要なく、余白が必要です。

ご注文サイズ(=仕上がりサイズ)の内側に、周囲4mmずつの余白が必要になります。
逆に、仕上がりサイズの外側となる「塗り足し」は必要ありません。
下敷きの入稿データは、仕上がりサイズの端から上下左右の各4mmずつに余白が必要です。

下敷きのデータ作成サイズ

注文サイズ 仕上がりサイズ(mm) 余白部分を除いたサイズ(mm)
A4 210mm×297mm
(2893px×4092px)
202mm×289mm
(2783px×3982px)
B5 182mm×257mm
(2507px×3541px)
174mm×249mm
(2397px×3431px)
A5 148mm×210mm
(2039px×2893px)
140mm×202mm
(1929px×2783px)
B6 128mm×182mm
(1763px×2507px)
120mm×174mm
(1653px×2397px)

※wordやPowerpointなど、周囲の余白の確保が難しいソフトをご利用の場合は、あらかじめ右側の「余白部分を除いたサイズ」でデータを作成してください。

※IllustratorやPhotoshopをお持ちの方は、テンプレートのダウンロードをご利用ください。

 

見開きデータの左右について

表紙の見開きデータ(表1&表4)を作成する際は、左右の配置にご注意下さい。

左綴じは、データに向かって「右側が表紙(表1)・左側が裏表紙(表4)」になります。
右綴じは、データに向かって「左側が表紙(表1)・右側が裏表紙(表4)」になります。
表紙と裏表紙の配置に注意

無線とじの場合は、中身となる本文を表紙でくるむような形の製本です。
→ 無線綴じは中央に2.85mm幅の背表紙が出来ます。
中綴じの場合は、重ねた紙を2つに折って中央を針でとめる製本です。
→ 中綴じは、背表紙(背幅)はありません。

 

塗り足しについて

フチなし印刷をご希望の際は、塗り足しが必要です。

紙の端まで写真や絵柄などの背景・色がある「フチなし印刷」をご希望の場合、作成データに「塗り足し」が必要です。
塗り足しがないと、断裁の際に生じるズレ(これは技術上防ぎようがありません)によって、紙の白場(下地の紙の色)が出てしまいます。
塗り足しがないと意図せぬ不均等な白場が出来てしまいます。

塗り足しは、仕上がりサイズの上下左右にそれぞれ+3mmずつ作成してください。
塗り足しは、仕上がりサイズの上下左右に+3mmずつです。


下図の点線部分が仕上がりサイズです。
この仕上がりサイズより外側にある実線部分までが塗り足し部分です。
塗り足しは上下左右に3mmずつ必要です。
塗り足し部分が分かる参考画像です。

■そもそも「塗り足し」ってなに?

そもそも、印刷会社ではご注文の製本サイズよりも大きな紙に印刷し、製本してから仕上がりサイズに断裁します。
大量の紙をまとめて断裁するので、数mm程度のズレは必ず生じてしまうのです。

そのため、多少ズレても紙の端まで色が載った仕上がりになるように、印刷用のデータはあらかじめ上下左右にそれぞれ3mmずつ大きめに作ります。その上下左右に大きめに作る部分を「塗り足し」と言います。
※断裁時に生じるズレに対する予備的な部分だと思ってください。
印刷後の断裁イメージの画像です。

 

見切れについて

断裁時の誤差(ズレ)対策で、文字や画像の「見切れ」にも注意が必要です。

断裁による誤差(ズレ)は、当然ながら外側だけでなく内側にズレることもあります。
内側にズレると白場が出てしまうように(=対策が「塗り足し」)、外側にズレると見切れが生じます。

そのため、見切れて困る文字や絵柄は、最低でも、仕上がりサイズ(断裁位置)から3mm以上内側に配置してください。

ただし無線綴じの場合は、見切れて困る文字や絵柄は、最低でも、ノド(綴じ)から5mm以上内側に配置してください。
無線綴じノートの注意点(ノド部分)

見切れ

また、見切れには至らない場合でも、紙面ギリギリまで文字があると「読みづらい」「ちょっとオシャレではない」といったバランスの悪さにも繋がりますので、適切な「余白」を意識して作成してみましょう。

 

画像の解像度について

使用する画像の解像度は、原寸サイズで350dpiを推奨しています。

解像度は、推奨より低ければ低いほど、画質が粗く印刷されます。
また、もともと解像度の低い画像の画質を上げることはできません。
(低解像度データの解像度の数値を変更しても、解像度が高くなることはありません)
解像度は原寸で350dpi以上が推奨です。

 

画像は最適化をお願いします

画像のサイズ・解像度は最適化してご入稿ください

データをきれいに印刷するには高解像度の画像が必要となりますが、
フルカラー印刷の場合、原寸サイズで解像度350dpiが推奨値となります。

解像度は、350dpi以上にしても仕上がりにほぼ違いはなく、むしろデータの容量が極端に大きくなる為、編集・保存・送信に時間がかかったり、データ送信時の破損やエラー等トラブルの原因となります。

使用する画像のサイズ・解像度を最適化する方法1

IllustratorやOfficeソフトに配置・挿入する前に、あらかじめ元画像を適切なサイズに変更しましょう。
そうすることで、配置後に縮小することなく、適正なサイズ(容量)の画像を使用することができます。

■画像サイズの確認・変更方法(Photoshopを使用する場合)

[イメージ]→[画像解像度]
使用する画像はあらかじめ解像度を調整しましょう
例)適切なサイズと解像度
A4サイズでページ全面に配置する画像の場合、必要な画像サイズは216×303mm(塗り足し込み)・解像度350dpiです。
したがって、下記の画像は適切なサイズと解像度です。
適切なサイズと解像度の例
例)使用するサイズより遥かに大きい
下記の画像は、サイズが約1.5メートル×2.1メートルもあります。
データサイズも1ギガを超えており、かなりの大容量データになってしまっています。
サイズが大き過ぎる例
例)必要以上に高解像度
下記の画像は、サイズが216×303mmで適切ですが、解像度が1050dpiもあります。
カラー印刷であれば350dpiで大丈夫です。
※モノクロ印刷を希望する場合、「カラーモード:モノクロ2階調」であれば1200dpiを推奨しています。
解像度が高すぎる例

使用する画像のサイズ・解像度を最適化する方法2

既に大きな画像を配置・埋め込みして作成済のデータの場合、後から元画像のサイズを変更するのは手間が掛かります。
その場合は「ラスタライズ」という機能を使用し、Illustrator上で画像を適切なサイズに変更できます。

■画像サイズの確認・変更方法(Photoshopを使用する場合)

配置画像の場合は、必ず「埋め込み」を行ってから下記作業をしてください。
[リンク]→[画像を埋め込み]
画像を埋め込みの方法
(※埋め込んだ画像を「選択」した状態で)→[オブジェクト]→[ラスタライズ]
■カラーモードはCMYKを選択
■解像度はその他から350dpiを入力 ※カラー印刷の場合
■背景は透明を選択
■特色を保持のチェックを外す
ラスタライズの方法
上記の作業を行って保存をし直すと、370MBあったデータが48MBまで小さくなりました。
ファイル容量の変化

ラスタライズは、オブジェクトを画像化するための機能で、上記作業は埋め込んだ画像を350dpiで再画像化した形となります。

ラスタライズ後は、配置したサイズで350dpi化されていますので、ラスタライズ後に拡大すると画質が下がってしまいますのでご注意ください。

 

ヘアライン(極細線)・極小文字について

ヘアラインとは「線幅(太さ)が限りなくゼロにちかい極細線(罫線)」のことを言います。

0.3pt未満というのが1つの目安になりますが、例えば0.1ptに設定した線がある場合、画面上では視認できる線として表示されていても、印刷物になるとかすれたり消えてしまったりと、きちんと印刷されません。

そのため、印刷物で使用するデータでは、罫線は必ず0.3pt以上の線幅(太さ)を設定してください。

※また、0.3pt以上の線幅であっても、色が極端に薄いと(CMYKの値が合計で20%未満になるような色等)、かすれたり不均等な出色や仕上がりになる場合もございますので、線だけでなく、小さい文字、色の薄い図形等にもお気を付けください。

 

特色印刷は出来ません。

特色印刷は出来ません。

オンデマンド印刷は4色カラー印刷のため、
特色印刷はできません。

ご入稿データの線や塗りに特色(DIC・スポットカラー)が指定されている場合は、全て印刷用データへの変換作業時に近似値のCMYKカラーに変換されます。

CMYKへの変換の際、予想外のカラー・見え方になることがありますので、特色(DIC・スポットカラー)は指定しない・使用しないようにご注意ください。
※特色の使用による仕上がり時の色味の変化について、当社では一切確認できません。
また、一切の責任を負いかねます。

 

カラーモードと色味の変化について

印刷の色は「CMYK」で表現されます。

カラーモードが「RGB」で作成されたデータでのご入稿も対応しておりますが、
印刷する際は「CMYK」で表現可能な色に変換して出力されます。

そのため、RGBのデータをご入稿の場合、モニタで見るよりも多少色がくすみますので予めご了承ください。

印刷の際にRGBはCMYKに変換されるため色がくすんだ感じになります。

※上図はあくまでイメージとなります。色味によって変化は異なりますのでご注意ください。

■ 「RGB」と「CMYK」の違いは?

「RGB」はモニタ・ディスプレイ上で再現(=光で表現)するカラーなのに対して、
「CMYK」は印刷物(=塗料)で再現できるカラーのことを指します。

「RGB」の方が色表現領域が広く、「CMYK」では再現できない色領域があるために、
「CMYK」で再現できない色は「CMYKで表現できる色(近似値)」に変換して印刷が行われる事になります。

そのため、カラーモードが「RGB」のデータでご入稿いただくと、
ディスプレイで見るよりも、くすんだ感じに色味が変化した仕上がりとなる場合があります。
この色味の変化は、防ぐ方法がございませんので、予めご了承ください。

また、CMYKで5%以下に設定された色は、モニターでは見えても印刷では見えない仕上がりになる可能性があります。併せてご注意ください。

 

ファイル名の付け方について

ファイル名は、必ず半角英数字にしたうえでご入稿ください。
ファイル名に全角文字を使用すると、データ送信時のエラーや破損などトラブルの原因となります。

 

ファイルの圧縮形式について

ご入稿いただくデータが複数ある場合は、圧縮ファイルにしてご入稿ください。
圧縮ファイルは「zip形式」を推奨しています。【圧縮方法】
・Windowsの場合・・・フォルダを右クリック→「送る」→「圧縮(Zip形式)フォルダー」
・Mac OSの場合・・・フォルダを右クリック→「ファイル名」を「圧縮」