データ作成の基礎注意点

データ作成の基礎注意点

オリジナルノートのデータ作成・データ入稿時の注意点と基礎知識

 印刷できるデータ形式(拡張子)について

【推奨】
■ PSD形式(Photoshop): 拡張子が「.psd」のファイル形式です。
※他のソフトで作成したデータも「PSD形式」でご入稿いただければ対応が可能です。

■ AI形式(Illustrator): 拡張子が「.ai」のファイル形式です。

■ PDF形式:  拡張子が「.pdf」のファイル形式です。
※InDesign、Office系ソフトなどで作成した場合は、PDFに変換してご入稿ください。

【その他】
EPS形式、JPG形式、TIFF形式、PNG形式なども印刷可能ですが、高品質なものをご用意ください。

また、ご入稿いただく表紙・裏表紙データは、背幅(背表紙の幅)も必要になりますので、作成サイズにご注意ください。

 表紙周りの部位名称について

ご入稿いただくデータやご注文いただくノートの仕様に関して、以下の用語が使用される事があります。

「表1・表2・表3・表4」、「小口・ノド」とは?

オモテ表紙を【表1】、その裏面を【表2】、ウラ表紙を【表4】、その裏面を【表3】といいます。
また、表紙をめくって開いた状態の両端が「小口」、中央の綴じ部分が「ノド」といいます。

 表紙・裏表紙データの作成サイズについて

表紙・裏表紙のデータは原則として、「背表紙の幅も含めた1枚の見開きサイズ」で作成してください。

また、紙面の端まで絵柄や色があるデザインの場合は、仕上がりサイズの外側に、
上下左右+3mmずつの塗り足しが必要になります。

ご注文サイズ 仕上がりサイズ 塗り足しサイズ
A4 422.66mm×297mm 428.66mm×303mm
B5 366.66mm×257mm 382.66mmx263mm
A5 298.66mmx210mm 304.66mmx216mm
B6 258.66mmx182mm 264.66mmx188mm

※背景が白のデザインの場合は、表紙(表1)・裏表紙(表4)を別々のファイルで作成・ご入稿いただいても結構です。

 表紙・裏表紙データの配置について

無線とじは、本文ページ部分を表紙でくるむような形になりますので、表紙(表1)・裏表紙(表4)の見開きデータを作成する際は、左右の配置にご注意下さい。

左綴じでは、データに向かって「右側が表紙(表1)・左側が裏表紙(表4)」になります。
右綴じでは、データに向かって「左側が表紙(表1)・右側が裏表紙(表4)」になります。

 本文データのレイアウトについて

表紙デザインだけでなく、本文ページのデザイン(罫線パターンや社名入り、文字入りなどオリジナルレイアウト)もご入稿でご注文いただく場合、本文データに関しては見開きでも、単ページでも、どちらで作成して頂いても結構です。

なお、紙面の端まで絵柄や色があるデザインの場合は、仕上がりサイズの外側に、
上下左右+3mmずつの塗り足しが必要になります。

ご注文サイズ 仕上がりサイズ 塗り足しサイズ
A4 210mm×297mm 216mm×303mm
B5 182mm×257mm 188mmx263mm
A5 148mmx210mm 154mmx216mm
B6 128mmx182mm 134mmx188mm

※背景が白のデザインの場合は、仕上がりサイズで作成・ご入稿いただいても結構です。

 塗り足しについて

デザインがフチなし印刷の場合は、塗り足しが必要です。

紙の端まで写真や絵柄などの背景・色があるデザインの場合、「塗り足し」がないと、断裁の際に生じるズレ(これは技術上防ぎようがありません)により、紙の白場(下地の紙の色)が出てしまいます。

塗り足しがなく白場が見えてしまうイメージ例

塗り足しは、仕上がりサイズの上下左右にそれぞれ+3mmずつ作成してください。

塗り足しは仕上がりサイズの外側に3mmずつ

 見切れについて

裁断の際には仕上がり位置より内側にずれることもありますので、
見切れて困る文字や図柄は、
最低でも、仕上がり位置から3mm以上内側にレイアウトしてください。

ギリギリにレイアウトされていたため、文字が欠けてしまったイメージ例

 解像度について

使用する画像の解像度は、原寸サイズで350dpiを推奨しています。

解像度は、推奨より低ければ低いほど、画質が粗く印刷されます。
また、もともと解像度の低い画像の画質を上げることはできません。
(低解像度データの解像度の数値を変更しても、解像度が高くなることはありません)

 ファイル容量を軽くする≒画像の最適化について

画像は最適化してご入稿ください

「ファイルが重くて編集・保存・送信などに時間がかかる」
といった状態になった場合、一番の原因となるのは「画像」です。

データをきれいに印刷するには高解像度の画像が必要となりますが、
フルカラー印刷の場合、原寸サイズで解像度350dpiが推奨値となります。

解像度を350dpi以上にしても、仕上がりにほぼ違いはなく、データの容量だけがどんどん大きくなり、破損や送信エラーなどのトラブルの原因となります。

ご注意ください

Illustratorに配置した画像をIllustrator上で縮小しても画像のデータ容量は変わりません。
必要以上に大きな画像を配置し、Illustrator上で縮小することを繰り返すと、データ容量がどんどん大きくなり、保存をするのも編集をするにも時間がかかるようになります。

イラレで配置した画像を縮小してもデータ容量は変わりません

 使用する画像を最適化する方法1
 使用する画像を最適化する方法2(※Illustratorのみ)

使用する画像を最適化する方法1

IllustratorやOfficeソフトに配置・挿入する前に、あらかじめ元画像を適切なサイズに変更しましょう。
そうすることで、配置後に縮小することなく、適正なサイズ(容量)の画像を使用することができます。

■ 画像サイズの確認・変更方法(Photoshopを使用する場合)

[イメージ]→[画像解像度]

例)適切なサイズと解像度
A4サイズでページ全面に配置する画像の場合、必要な画像サイズは216×303mm(塗り足し込み)・解像度350dpiです。
したがって、下記の画像は適切なサイズと解像度です。

例)使用するサイズより遥かに大きい
下記の画像は、サイズが約1.5メートル×2.1メートルもあります。
データサイズも1ギガを超えており、かなりの大容量データになってしまっています。

例)必要以上に高解像度
下記の画像は、サイズが216×303mmで適切ですが、解像度が1050dpiもあります。
カラー印刷であれば350dpiで大丈夫です。
※モノクロ印刷を希望する場合、「カラーモード:モノクロ2階調」であれば1200dpiを推奨しています。

既に大きな画像を配置・埋め込みして作成済のデータの場合、後から元画像のサイズを変更するのは手間が掛かります。
その場合は「ラスタライズ」という機能を使用し、Illustrator上で画像を適切なサイズに変更できます。

■ 配置画像を「ラスタライズ」で最適化する方法(※Illustratorのみ)

配置画像の場合は、必ず「埋め込み」を行ってから下記作業をしてください。
[リンク]→[画像を埋め込み]

(※埋め込んだ画像を「選択」した状態で)→[オブジェクト]→[ラスタライズ]
■カラーモードはCMYKを選択
■解像度はその他から350dpiを入力 ※カラー印刷の場合
■背景は透明を選択
■特色を保持のチェックを外す

上記の作業を行って保存をし直すと、370MBあったデータが48MBまで小さくなりました。

ご注意ください

ラスタライズは、オブジェクトを画像化するための機能で、上記作業は埋め込んだ画像を350dpiで再画像化した形となります。

ラスタライズ後は、配置したサイズで350dpi化されていますので、ラスタライズ後に拡大すると画質が下がってしまいますのでご注意ください。

 カラーモードについて

■ 印刷の色は「CMYK」で表現されます。

「RGB」で作成されたデータでも印刷は可能ですが、
印刷する際は「CMYK」で表現可能な色に変換して出力されます。

そのため、RGBのデータをご入稿の場合、モニタで見るよりも多少色がくすみますので、予めご了承ください。

 
■ 「RGB」と「CMYK」の違いは?

「RGB」がモニタ(ディスプレイ)上で再現できるカラー(光で表現する色)に対し、
「CMYK」は印刷で再現できるカラー(塗料で表現する色)のことを指します。

「RGB」の方が色表現領域が広いため、「CMYK」では再現できない色領域があります。
「CMYK」で再現できない色については、「CMYK」で表現できる色に変換されます。

そのため、「RGB」データでご入稿いただいた場合、「CMYK」である印刷物の色味は、
ディスプレイで見るよりも色がくすんでしまう形になります。


※上図はあくまでイメージとなります。色味によって変化は異なりますのでご注意ください。

 家庭用インクジェットプリンタとの色味の違い

インクジェットプリンタとオンデマンド印刷では、印刷方式の違いからインクの発色が異なります。

インクジェットは、実際のデータより、明るく鮮やかに印刷する傾向があります。
オンデマンド印刷の場合、実際のデータに対して忠実な色再現を行いますので、インクジェットプリンタでの出力とは、明るさや鮮やかさに違いが生じる場合がありますので、ご了承ください。

 ファイル名の付け方について

ファイル名は、必ず半角英数字にしたうえでご入稿ください。

ファイル名に全角文字を使用すると、データ送信時のエラーや破損などトラブルの原因となります。

 ファイルの圧縮形式について

ご入稿いただくデータが複数ある場合は、圧縮ファイルにしてご入稿ください。

圧縮ファイルは「zip形式」を推奨しています。

【圧縮方法】
・Windowsの場合・・・フォルダを右クリック→「送る」→「圧縮(Zip形式)フォルダー」
・Mac OSの場合・・・フォルダを右クリック→「ファイル名」を「圧縮」